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パリス (バンド) : ウィキペディア日本語版
パリス (バンド)

パリスParis)はアメリカ合衆国のパワー・トリオのロック・バンド。元フリートウッド・マックボブ・ウェルチによって1975年に結成され、ロサンゼルスを中心に活動した。活動期間も短く、本国ではほとんど無名に終わったが、日本での人気・知名度は比較的高い〔音楽評論家、渋谷陽一の影響力と言われている。〕。
== 来歴 ==

フリートウッド・マックを脱退したウェルチは、彼のフリートウッド・マック時代最後のアルバムとなった『クリスタルの謎』のエンジニアの一人、ジミー・ロビンソンと共に、よりハード・ロック的なアルバム製作を考えていた。旧知のベーシスト、グレン・コーニックを加え、約1年間企画を練った上、元・ナッズ(トッド・ラングレンの初期のバンド)のトム・ムーニーをドラムに加え、グレン・コーニック自身がデザインしたロゴが印象的なファースト・アルバム『パリス・デビュー』(1976年)をリリースする。
レコーディングのためだけに参加したムーニーが抜け、替わってハント・セールスが参加し、L.A.エリアを中心に全米各地でライブを行う。ほとんど無名のパリスは、ロングビーチ・アリーナなどの大会場では前座バンドだった。続いて前作よりポップス寄りで、曲調もバラエティに富んだ『ビッグ・タウン2061』(1976年)をリリース。しかし、セールス的には前作を下回る。ウェルチは後に「(パリスは)完全に準備不足だった」と述べている。
ウェルチは3枚目のアルバムの製作に取り掛かるが、セールスが顔面麻痺を病み、更にコーニックが音楽から身を引き、食品会社のマネージャーになってしまい、実質的にバンドは分解する。残ったウェルチはほとんど一人でアルバム製作を進める。ウェルチのパリスの3枚目の構想は、ギターオリエンテッドなロックとポップスの融合で、これに好感触を示したレコード会社が、ウェルチのソロ名義での製作を提案し、ウェルチはこれを初のソロ名義のアルバム『フレンチ・キッス』(1977年)としてリリースする。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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